*生産終了品(後継機種型番: AE-5M となります。)
【 特 長 】
- クラック発生時に起こるAE(アコースティック・エミッション)波エネルギーを高感度・高信頼で検知処理します。
- AE信号で特殊な処理をしているので、外乱音振動などの影響を受けません。
- 既存の機械にも簡単に取り付けできます。
- 本装置を取り付けることにより生産性が落ちることがありません。
- センサコードは断線検知機能付きです。
【 AEセンサによるクラック検出装置 】
AEとはAcoustic Emissionの頭文字をとったもので、固体内部で局所的に発生する変化、例えば微小なクラックの発生や成長、相変態、双晶変形、転移などにより発生する音響放射エネルギーです。金属やガラス、セラミック、プラスチックなどの固体が外力や熱変形に伴い、割れたり、千切れたりした場合には必ず発生し、その周波数は数KHz~数MHzまで広範囲に分布発生します。本装置は350KHz以上の高い周波数分析及び波形処理をして検出信号としています。機械の振動の影響を受けることなく信頼性があります。
【 仕 様 】
検出方式 | AE(アコースティック・エミッション)方式 |
検出分解能 | 1μm2 (クラック面積) *条件等による |
表示 | LEDアレーモニター *0~10目盛 |
検出信号応答性 | 0.2ms(リレー出力10ms以内) |
判定出力 | リレー(保持) |
使用温度範囲 | -10℃~+50℃ |
電源 | AC100V±10%以内 |
本体寸法 | 145(W)×110(H)×169(D)mm *突起部等を除く |
センサ寸法 | ・20Φ(径)×20(H)mm:標準感度型
・20Φ(径)×38(H)mm:高感度型(アンプ内蔵型) |
センサ断線機能付 |
*高感度型(アンプ内蔵型)⇒型番:AE-5Aとなります。
【 用 途 】
歪取り矯正機における加圧加工時におけるクラック検知 | リング圧入加工時におけるクラック検知 | カシメ・リベット加工時におけるクラック検知 |